信越化学、米国ルイジアナ州の電解／塩ビ新設備は来年2月稼働へ-北米PVC需要減退も全世界に拡販／高収益体質を維持-

摘要

信越化学工業は、米国子会社のシンテックを通じてルイジアナ州プラクミンで建設中の電解～VCM（塩ビモノマー）～PVC（塩ビ樹脂）一貫新設備を来年2月にも稼働させる。 北米では今夏以降、住宅着工件数の激減によりPVC需要が減退しているが、シンテックはPVCを全世界に拡販することで設備の稼働を高め、高収益体質を維持する方針。 金川千尋社長が24日、2007年9月中間期の決算説明会で明らかにした。