荒川化学、中間連結は減収増益／下期投資は子会社拡充等に8．8億円

摘要

荒川化学工業の2003年9月中間連結決算は、海外売上高の減少が大きく影響して売上高は前年同期比0．9％減の214億円と減収になった。しかし利益段階では高付加価値品の拡販やコストダウン努力などによって営業利益は同0．9％増の12億円、経常利益は9．4％増の14億円、当期純利益も68．5％増の8億円と増益を確保した。 通期業績は日本ベルノツクスの子会社化などで売上高は同4．9％増の453億円と増収を見込んでおり、営業利益は同2．2％増の25億円、経常利益は7．5％増の27億円、当期純利益は90．3％増の14億円と各段階で増益を予想している。