合繊原料、PTAは年内に最悪期脱す～PX増産でスプレッド改善－EG年央以降に需給緩和／AN·CPLタイトバランス継続－

摘要

合成繊維原料のうちAN（アクリロニトリル）、CPL（カプロラクタム）は2007年に引き続きタイト基調での推移となる見通しだ。 アジア市場を中心に旺盛な需要が続く一方、大規模な生産能力増加は当面計画されていないことが背景にある。