フタル酸系可塑剤、2007年生産は4.1％増～輸入半減でDOP需要増

摘要

可塑剤工業会のまとめによると、2007年のフタル酸系可塑剤の生産は4.1％増の31万3,475トンとなり、5年ぶりに増加に転じた。 国内出荷も1.2％増え、30万7,225トンだった。 中国などアジア地域での需要拡大と市況上昇で、輸入品が前年比5割減少したことが要因。 これに伴い、需要減少傾向にあったDOP（フタル酸ジオクチル）は生産が8.5％、国内出荷が3.8％それぞれ増加した。