電気化学·川端社長会見～モノシランガス次期増設計画「早期に結論」－損益悪化の石化系事業「基本的なところに戻って対応策を」－

摘要

電気化学工業の川端世輝社長が定例記者会見を行い、青海工場（新潟県糸魚川市）におけるCR（クロロプレンゴム）、高分子ヒアルロン酸製剤（関節機能改善剤）、超高純度モノシランガスといった大型設備投資を着実に進めている現状を改めて説明し、モノシランガスの次期増設計画については新たな立地も視野に早期に結論を出す考えを表明した。 一方、経営環境の悪化を受け2008年度連結営業利益が7年ぶりに減益となる見通しから、特に損益悪化が著しいSM（スチレンモノマー）など石化系事業については「基本的なところに戻って（対応策を）考えなければならない」との認識を示した。