旭化成·機能製品力ンパニー、2005年にMF膜事業の海外拠点を設立-水処理ビジネスを拡大～早期に新規環境事業の立ち上げもー

摘要

旭化成の機能製品力ンバニーは、欧米における水処理向けの膜需要がさらに拡大するとの見通しから、富士工場におけるMF（精密ろ過）膜の増設が2003年に完了するのに続き、新たに海外拠点の設立を計画している。 現在FSを進めており、2005年の稼働を目指す。 また、同カンパニーは機能膜事業のほか交換膜、感光剤、添加剤、化薬と多方面にわたっているが、「それぞれのシナジーがない」（河野満男機能製品力ンバニー社長）ことから、近く「環境関連機能部材ビジネス」を新規事業として立ち上げ、機能膜を中心とした新たなシステム作りを進めていく。