円高，原料高で下期業績に不透明感円高，天然ゴム高騰も歴史的な高値で懸念材料に

摘要

新興国を中心とした海外需要や政府の景気刺激策などを追い風に，2010年度上期業績は各社とも大幅に改善した。しかし，原材料価格の高騰や為替の円高，エコカー補助金終了による国内自動車販売の減少，海外市場の成長鈍化などにより，各社とも上期に比べ下期は厳しくなると予想している。