会長に高宮春夫氏を再選

摘要

（社）全国建設室内工事業協会（高宮春夫会長）は6月3日、東京·千代田区のKKRホテル東京にて第30回定例総会を開催した。 会の冒頭、挨拶に立った高宮会長は、会員各位に設立30周年を無事に迎えられたことに感謝を述べた上で「不況による過当競争の結果、ダンピングの安値受注が多発し、結果的に指値発注につながってしまった。 建設業界では相変わらず倒産が後を断たず、厳しい一年であった。 一部、関東や中部、関西で活発な開発事業がみられるが、今年度の公共工事投資も引き続き減少する見通しである。 当会では、昨年に引き続き構造改革事業を進め、リフォームメンテナンス事業をはじめとする新成長分野を視野に入れ、分離発注や異業種JV、CM方式などの建設生産システムへ適切に対応できるよう前向きにこれらの課題に取り組んでいきたい。 政策提言集団の活動を通じ、関係行政府機関との連携を図り内装仕上工事業界の一層の発展に寄与したい」と語った。