「第2回グリーン·スチ「ル·セミナー」開催

摘要

日本鉄鋼連盟（会長：友野宏·新日銭住金代表取締役兼COO）は2012年12月4日、東京·千代田区大手町のフクラシア東京ステーションで「第2回グリーン·スチール·セミナー」を開催した。研究者·ゼネコン·設計事務所·メーカー関係者ら約100人が参加した。近年、建設業界では鋼材のリサイクル性などの優れた環境性能（グリーン性）が注目されており、「グリーン·スチール·セミナー」では、こうした事情を背景に建設環境分野の最新の動向を紹介した。開催2回目となる今回のテーマは、「社会資本の整備·ライフサイクルについての最近の取り組み～鋼材の優れた環境性能について～」。冒頭、千田光氏（日本鉄鋼連盟）ほ「建設環境に関わるさまざまな分野で新たな取り組みが行われており、セミナーを通じて理解を深めてほしい」と挨拶。プログラムは、①基調講演「低炭素社会を目指した交通まちづくりとLCA」＝石田東生民（筑波大学）（参「鉄鋼材の循環利用の現状」＝醍醐市朗氏（東京大学）③「土木構造物のアセットマネジメント手法」＝堀倫裕氏（大成建設）④「日本鉄鋼業の地球温暖化防止に係る取り組み」＝酒造正明氏（日本鉄鋼連盟）⑤特別講演「鉄－137億年の宇宙誌」＝宮本英昭氏（東京大学）。