具体化を始めた「水素サプライチェーン」構築プロジェクト

摘要

ブースでは同社が開発を進めている海外からの「水素サプライチェーン」構築に関する総合的展示を行う。水素サプライチェーンとは、水素社会が到来した際、国内で水素不足が発生し得る事を想定し、国外からの水素安定供給体制を「製造」「運搬」「貯蔵」の3点で実現しようとするもの。特に同社が着目しているのは、オーストラリアに数百億トン埋蔵している褐炭である。発火の危険性がある為、そのままでは運搬が困難な褐炭から、現地で水素を取り出して精製·液化し、液化水素運搬船で日本に持ち込み、貯蔵する。