国内バルク堅調も地域事業底上げが課題アジアでは10年後、売上10倍増目指す岩谷産業産業ガス·溶材木部長上羽尚登専務

摘要

創業80周年の記念の年となった2010年の産業ガス·溶材事業を振り返って、岩谷産業上羽尚登専務は、「バルク系ガス出荷量が安定しており、水素、炭酸ガスなども09年に比べ回復基調がより鮮明となってきた。業種別で回復が顕著だったのは、自動車で、建磯も輸出が牽引して持ち直してきている。当社ユーザーの中でも光ファイバーのように、工場がフル生産となってもガス消費量が当時のレベルに達していないものもあれば、電子部品のように、ピーク時を上回るガス出荷量を記録しているところもある。