関西2．68円，九州1．62円の一律上げ産業用は関西28％高，九州18％高に

摘要

関西電力が11月26日に，翌27日に九州電力が電力料金の値上げ改定を経済産業大臣に申請した。経済産業省などの査定を受ける用途は家庭用電灯などの規制部門に限られるが，本格的な改定になる今回は，査定後のコストを前提に，産業用などの自由化部門の料金も需要家に値上げ改定を要求することになる。両社とも平成20年（9月1日実施）以来の改定となる。新料金の実施予定日は4月1日。