エコ燃料熱利用、'10年度目標·導入量258万K1環境省の推進会議報告、普及の課題等を指摘

摘要

環境省はバイオマス資源を原料とする燃料（ェコ燃料）の導入·支援方策を検討するため、平成17年12月から地球環境局に「エコ燃料利用推進会議」（座長：大聖泰弘早稲田大学埋工学部教授）を設けて検討してきた。 本年5月の輸送用エコ燃料に次いで、このほど輸送用以外の熱利用エコ燃料の普及拡大について報告書をまとめた。この報告書では、化石燃料代替が見込まれる熱利用エコ燃料として、バイオがスや木質固形燃料等を吸上げ、国内外の取組み状況を評価、これを踏まえてわが国の熱利用エコ燃料の普及に向けた課題を抽出、2010年、2030年の普及目標と普及拡大に向けたシナリオと施策を提示した。