ディジタルデータ記録と分析器

摘要

30周年特集として20周年後の10年間についてのとりまとめと，今後の展望についての解説をということであるので，20周年特集号（山田一郎，騒音測定技術：20年の歩み，p. 80-84）を読み返してみた。 するとここに書かれていることは，今もって全くこの通りであることに驚かされる。 これ以後この分野で何が進んだのか，本質的には全く変わっていないのではないかと思う。もちろんデータ記録·解析に使用されるコンピュータの速度は年ごとに速くなり，メモリ，ハードディスクの高速化·大容量化は飛躍的である。