吾妻五葉松の小品仕立て: 吾妻五葉松の優良素材「大顛性」の登場

摘要

大巌とは五葉松のある性の呼び名である。 「だいてん」と読む。 大願とは福島県の猪苗代町にある山の名である。 吾妻山系の一つであり、北麓は山形県米沢市にあたる。 吾妻山は五葉松の名樹を育んだ山である。この地から出た本物の五葉桧だけを「吾妻五葉」と呼ぶ。 その嶺沿いに西吾妻山、烏帽子山などと連なっていくつかの大庭がある。 標高1927～1981m。 西吾妻山の嶺沿いのピークの一つで、西大巌、中大巌、そして東大巌がある。 今回の五葉松は、東大顔から採取された個体である。 自然樹からの穂木を接ぎ木で繁殖、それを親木とした。