地球温暖化問題に対する技術による貢献

摘要

温室効果ガスには、フロン、メタン、亜酸化窒素などもあるが90％はエネルギー起源の二酸化炭素であり、この排出をいかに減らしていくかが課題である。 この解決のために必要な世界各国が参加する仕組み作りが検討されているが、各国の利害が絡む問題であり議論が難航していることはご承知のとおりである。 しかし、どんな仕組みが採用されることとなろうとも、この大きな課題を解決していくためにはその仕組みを支える技術が不可欠であることはいうまでもない。 もちろん、いかによい技術があってもそれを活かす社会制度がなければならず、技術と制度の両者が相俟ってこの大きな課題を解決していくことが必要であろう。