千葉都市モノレール新型車両URBANFLYER 0形の概要

摘要

千葉都市モノレールでは，1987（昭和62）年に導入した1000形の1次車の代替車両として，新型0形車両を導入することとし2012年（平成24）年7月8日から営業運転を開始しました．この0形車両は，当社としては初となるVVVFインバーター制御方式，回生（発電）ブレーキなどの採用により，高性能，省エネルギー化を図るとともに，鉄道に関する技術上の基準を定める省令の改正に適合させるため，新たな機能，設備を取り入れて安全性の向上も図りました．また，外観や内装においては，従来の通勤型電車のイメージから脱却した斬新なデザインを採用したことに加えて，客室内にガラス面を多く取り入れることにより懸垂型モノレールの特徴を活かして，車内からの眺望を楽しめるよう工夫しました．本稿においては，新形0系車両の概要についてご紹介致します．