スリランカの錦鯉養殖指導に青年海外協力隊が参加

摘要

このほど、スリランカ民主社会主義共和国政府の要請で、北西部州のクルネーガラにある国営「観賞魚養殖研修センター」で錦鯉の養殖に関する技術指導を行うため、国際協力機構（JICA）青年海外協力隊（JOCV）の柳村大地氏（上写真、21歳）が派遣されることになった。柳村民はおよそ2年間滞在し、現地の人たちに錦鯉の産卵から肺化、稚魚選別、飼育といった養殖技術全般にわたっての指導を行う予定。　柳村民は鹿児島県隼人の出身で、岡山理科大学専門学校の「アクアリウム学科」を卒業した後、JICAのボランティアに応募し、今回のスリランカ行きが決定した。その後ただちに千葉県内の養殖場で短期指導を受け、そこでマスターした技術を携えて6月下旬、任地のスリランカへ旅立った。