開拓70年の歴史は時代を先取りしど挑戦の積み重ね

摘要

酪農'乳業に関わる人へのインタビュー企画rZoom upJo 5回目は(有)斗南丘牧場代表取 締役の原英輔さんに、昨年開拓70周年を迎えた斗南丘酪農の歴史や、1998年に酪農家5 戸で立ち上げたミルク工房「ボン■サーブ」の経営目的などを聞いた。原斗南丘の開拓は、戦前の1942 (昭和 17)年、北海道各地で酪農を営んでいた20 戸が酪農集団建設に向け入植して始まつ た。それ以前は赤松が生い茂る原生林で、 古くは会津藩が一時期入械し、その後、 の放牧を試みた人もいたが、酪農家集団の 入植までは何をやってもうまくいかない土 地だったと聞く。ただし、起伏があまりな く酪農向きの地形ではあった。