改正計量法に係わる特定計量証明事業者認定制度(MLAP)の認定申請について

摘要

大気中や土壌中のダイオキシン等による汚染は、私たちの住む環境においてとても深刻な問題です。 しかし、環境中にご〈僅かなダイオキシソ等の濃度を正しく測ることは大変難しいことです。 こうした物質をより正確に計量するとともにその証明結果の信頼性を確保することを目的として、昨年の6月に計量法が改正され、本年4月1日から施行されています。 この改正計量法の施行により、大気、水又は土壌中のダイオキシン類の濃度の計量証明事業を行おうとする者は、独立行政法人製品評価技術基盤機構等の認定を受けた後、都道府県による登録を受けることが義務付けられています。今回の特集では、特にダイオキシン類の計量証明事業の認定の申請を行おうとする方を対象として、本年4月1日から開始されたMLAPの認定審査の概要及び申請に必要な手続きの詳細についてご紹介することとします。