注目集めるデジタルアーカイブ事業

摘要

凸版印刷は独自のデジタルアーカイブ技術による、貴重な文化遺産の保存に取り組んでいるが、デジタルアーカイブ化するだけでなく、公開·観賞の手法としてトッパン·バーチャルリアリティシステム「トッパンVR」を開発し、世界遺産などの文化財を中心に、約38点のVR作品を制作してきている。失われる文化遺産を後世に伝えるために役立てたいと始めた事業だが、最近では、デジタルコンテンツ事業や、国のクールジャパン構想への展開、老舗企業の技術伝承への応用など、ビジネスとしても大きな広がりを見せている。