住宅着工42年ぶりの100万戸割れ事業環境一段と悪化の建材市場

摘要

アルミ建材需要を左右する新設住宅着工戸数の推移をみると，厳しい需要実態が反映されて，とくに，08年度に大幅に落ち込んだ新設住宅着工戸数は，その減少に歯止めがかからない状況になりつつある．国土交通省が発表した09年10月の新設住宅着工戸数は，前年同月比27．1％減の6万7120戸だった．前年割れは11ヶ月連続．この結果，09年1～10月の累計は65万914戸で，通年では1967年の99万1158戸以来，42年ぶりの100万戸割れとなるのが確実な情勢だ．