有機·無機·生体分子ハイブリッドナノ材料の創製

摘要

近年，ナノバイオの分野で新しい概念の創札発見が続いている．その理由は，バイオ，もしくはナノテクの片方の分野に精通していた研究者も，もう片方の分野では素人であることが多く，「ナノバイオ」という領域で従来に無い新しい発想が生まれる余地が大きいのが理由ではなかろうか．「ナノテクの分野で聞く000をバイオのロロロと複合化したらどうなるだろう？ 」この新しい発想を支えるのは，合成，解析，評価技術である．筆者らは触機物質の持つ亜寓な特性を生体分子に導入しようと，無機物質と生体分子を複合化する手法について取り組んでいる．