JIS Z 8834：粉じん·空気混合物の最小着火エネルギー測定方法の紹介

摘要

可燃性粉じんが堆積しているとき、または空気中に分散して空気と混合した状態にあるときに何 らかの着火源が存在すると、火災または粉じん爆 発を引き起こすことがある。現実に、産業現場で は多くの粉じん爆発·火災事例が報告されている。 例として、公開データ1）をもとに、国内における過去50年（1952～2001年）の粉じん爆発·火災の発生件数並びに死亡者数および負傷者数の推移を5年ごとに集計したグラフを図－1に示す。