水中衝撃波を利用する爆発圧按法における衝撃圧力の制御法

摘要

爆発圧按法は，接合強度に対して信頼性の高い金属接合法としてよく知られているl）．通常の爆発圧接法では，大気中で複数の金属板を一定間隔に配置し，爆薬によって一方の金属板を高速度に加速，衝突させることで接合体を得る方法である；のとき，衝突する金属板の傾斜角および水平方向への衝突点移動速度が適当な場合，良好に接合される．また接合界面は，一般に波状の形状を呈することが知られており，接合条件を反映した組織となる1）,3）