The 1th International Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB 11th '06)開催報告

摘要

2006年1月23日から25日までの3日間にわたり，大分県別府市のビーコンプラザにおいて，The 11th International Symposium on Artificial Life and Robotics（AROB 11th '06）が開催されました。 本シンポジウムは，その名の通り人工生命とロボット研究を有機的に結びつけたユニークな国際シンポジウムで，人工生命，複雑系研究をリードする米国サンタフェ研究所,韓国,中国の関連学会，および計測自動制御学会をはじめとした日本の関連学会などが主催し，人工生命とロボットに関する国際シンポジウム組織委員会の企画で1996年から毎年1回行われています。 11回目の今回は，一般セッションと招待セッションあわせて約200件の一般講演がありました．また，3日間の参加者は日本，韓国,中国など合計14カ国から200名を超えました．一般講演では，人工生命，人工脳,人工知能,複雑システム，共生システム，進化的計算，ニューラルネット，生命情報,マンマシンインターフェース，知的制御,ロボットなどの話題を中心に，本シンポジウムにふさわしい，それらを融合した講演が大半を占めました．