設備保全管理システム導入のすすめ：設備保全管理システム「eHOZEN」

摘要

eHOZENは，保全業務のPDCAサイクルを完結させ，保全費の低減と設備／機器の信頼性を維持·向上を実現するために必要な機能を装備している。① PLAN 企業の業績，製品の製造計画，設備の停止計画などから保全方針が決定され，これに沿った形で保全の計画が立案される。 ②DO 保全·工務部門では，計画された保全工事を実施する。 保全工事の進捗管理のほか，保全履歴（故障履歴）を蓄積する。 ③CHECK PLANとDOの「差」を以下のような観点からチェックする。 ·計画された工事が予定どおりに施工されているか。 ·奴備の運転停止など生産に影響を与える故障は発生しなかったか。 ·予防保全対象機器（故障は発生しないことが原則）の故障発生状況。 っまり，どこに（どの設備に），どれだけのお金（保全費）を掛けて，どれだけの効果や成果が出せたのか（具体的には，故障の発生を予防できたか否かなど）を定量的（数値化して）に評価することが必要である。このように，保全活動の状況や成果を定量化して評価することを「保全効果測定」と呼んでいる。 ④ACTION CHECKで洗い出された課題を解決するための具体的な活動を実践する。 つまり，保全計画の追加や見直しを行う。