サーモテック21--（第3回）工業炉·関連機器国際展示会

摘要

1993年に最初のサーモテックを開催してから今回が3回目の開催であり,新世紀に向けて名称を「サーモテック21」，メインテーマを「熱技術の新たな挑戦」とした。過去2回の開催経験があるため，開催準備自体は比較的スムースに運んだが，今回の最大の懸案事項は，長引く市場の冷え込みの状況下で，どの程度の出展数が見込めるかという点であった。 検討段階では悲観論もあり，そのために開催延期も考えられたが，21世紀への節目の年でもあり，このような時期にこそ開催する意義は大きいとの認識のもとに実施を決定，過去の反省点をふまえながらこれまで以上の成果を上げるべく，実行委員会において開催準備を進めた。 その結果，各社の協力を得て，出展数は12カ国125社，約300小間を確保することができた。