高効率空気分離装置の導入及び大型圧縮機利用による省エネルギー

摘要

私たちはこれまでのさまざまな省エネ活動により，当社目標である「2010年までにエネルギー原単位を1990年の90％にする」は達成できている。 しかし，下記状況から抜本的な省エネ活動に取り組むことが不可避の状況であった。 ①エネルギー原単位低減が頭打ちの状況にあること；②酸素使用量増加により電気使用量は逆に増加傾向にあること。 今回の「高効率空気分離装置の導入及び大型圧縮機利用による省エネルギー」により，原油換算で14,000kL／年（H15年度実績に対し）の省エネルギーが期待できることから取り組むことにした。