粉体物性計測技術の二次電池製造への応用-正極材、負極材、導電性助剤の粒度分布測定技術-

摘要

低炭素化社会実現へ向けて、電池の高性能化が加速している。電池の性能として高容量、高信頼性、低コストが求められており、電池設計、製造、品質管理の中で材料物性評価にも高い技術が求められている。一般的に粉体（粒子）の基本的な物性パラメータとして粒子径（粒度分布）、形状、比表面積などがあげられるが、なかでも粒子径を計測するための技術は非常に重要である。