データべース高度活用講座

摘要

今回はアモルファス合金に関する既知の特許資料をもとに、国内および海外の類似特許に関する情報入手のための調査をどのように拡張したらよいかについて、旦体例を通じて紹介する。 既知の資料として、国内特許3460206号を取り上げる（図1）。 この特許を起点として、類似の技術内容の特許にはどのようなものがあるか、対応特許は出願されているか、海外でも同様の技術が開発されているのか、などの関連した情報の入手法について検討を進める。 手元にある特許からデータベース検索を進める場合には、まず、その特許に対して、自分が利用するデータベースではどのような索引が付与されて収録されているかを知ることが第一ステップとなる。 つまり、そのデータベース特有のキーワード付け·索引があるかどうかを確認する。 また特許の場合には、特許分類にも注意を払うべきである。