新宿鍼灸柔整専門学校附属左門町鍼灸施術所における患者動態

摘要

【目的】当施術所は、平成16年4月から鍼灸治療を行ってきた。 附属施設は学生の臨床実習及び卒後教育を行う機関としての重要性も高い。 今回、当施術所における患者動態の分析結果を検討したので報告する。 痉椒ā科匠?6年4月から平成19年11月までに来所した全患者1230人を対象とし、1）平均年齢2）男女比3）主訴の部位4）診断の有無5）治療期間とその回数6）治療効果7）医療機関などからの紹介の有無を分析した。 【結果】1）平均年齢は48．4歳　 2）男女比は男性48．0％、女性52．0％　 3）主訴の部位は頚肩背·上肢の症状29．1％、腰殿·下肢の症状が22．5％と運動器系の愁訴が上位を占め、次いで内科嶺域の症状が1室．8％であった。 4）主訴に対して医療機関を受診し診断を受けている患者は全体の27，5％、受けていないもしくは受診したが診断名を把握していない患者は72．5％を占めていた。