リスボンにおける2005年世界鍼灸学会連合会国際鍼灸シンポジウム報告

摘要

世界鍼灸学会連合会（World Federation of Acupuncture－Moxibustion Societies：WFAS）の2005年度国際鍼灸シンポジウムが2005年11月4日（金）から6日（日）までポルトガル、リスボンのシェラトン·リスボアホテルにおいて開催された。 ポルトガル電気鍼学会（Associacao Portuguesa de Acupunctura EIectrica‥APAE）が「鍼：21世紀医学のための新しい方法」というテーマで運営を行った。日本人の土屋光春氏が大会会長を務めた。312人の参加者が23か国から集まった（ポルトガル86名、日本68名、中国35名など）。 今回のシンポジウムは日本鍼灸（研究）の欧州への紹介を意図し、日本の鍼灸研究を60枚以上のポスターで伝えるJapan Specia－Poster Sessionが全日本鍼灸学会の協力の下に企画された。 日月5日の午後に執行理事会が行われ、昨年のゴールドコースト大会で決まったばかりの顧問委員会の替わりに専門家委員会を設立することが決定された。 また、標準化委員会と外交委員会の設立についても了承された。