皮下脂肪由来再生(幹)細胞を用い再生医療の可能性

摘要

再生医療の中でも皮下脂肪という組織から集め られた細胞を用いた臨床研究の動きについて話し ながら，私自身は先生方から臨床試験について学 ばせていただきたいと考えています.医学の発展と医療機器の歴史は常に密着した関係です.この機械は1958年の人工ペースメーカー で,現在は手のひらサイズになっています.たつ た50年ちょっとの間にこれだけの機械が臨床現 場で当たり前のように使われる時代を迎えていま す.臨床現場での二 —ズといいますと，やはり機器の開発です.