石連が12月期6社の業績集計

摘要

石油連盟は、2003年12月期決算6杜（東燃ゼネラル石油、極東石油工業、キグナス石油、昭和四日市石油、昭和シェル石油、エクソンモービル）の業績集計を4月22日に発表した。 それによると、販売数量は前期比3.9％増、売上高は8.9％増であり、営業段階では321.6％増と4倍以上の増益であった。 だが、経常段階では12.8％の減益にとどまった。 為替差益の減少による影響が大きい。 当期純利益は特別損益の改善により前年より21.3％増えている。 この結果、売上高営業利益率は前年より0.74％上昇したものの、1.00％と相変わらず低水準である。売上高経常利益率は前年より0.3ポイント低下して1.28％にすぎず、製造業平均を大きく下回っている。