富士石油精販中核の新体制で出発高稼働率の装置を効率的に使い事業拡大へ

摘要

富士石油は10月9日、業界紙誌との懇談会を開催した。AOCホールディングスは、2003年1月の発足以来、アラビア石油が担う石油開発事業と富士石油が担う石油精製·販売事業を両輪として、グループの発展を目指してきた。しかし、アラビア石油の事業存続が難しく、2013年10月1日をもって、AOCホールディングスは富士石油を吸収合併すると共に、同社の商号を継承し、新生·富士石油として新たに出発。今回の合併により、AOCHDは、名実ともに、富士石油が担ってきた石油精製·販売事業を中核に据えた体制へ移行。懇談会の冒頭、関屋文雄代表取締役社長が挨拶し、AOCHDから新生·富士石油となってスタートし、袖ヶ浦製油所での取組や経営計画について、次のようにコメントしている。