日協「中長期展望」2030年最大2,300万t元売視点から燃転、LPG車普及等6方針示す

摘要

日本LPガス協会は、2030年に向けたLPガス産業のビジョンを「低炭素社会実現に向けたLPガス産業の将来像～LPガス産業の中長期展望」としてまとめ、24日、都内で発表記者会見を開いた。最も特筆される内容は、現在年間1,700万t程度に減少したばガス需要について「2030年、2,020～2,320万tを目指す」とした点。冒頭の挨拶で古薗雅英会長は「実現に向けた課題を元売の立場から6つの取組み方針を示した。工業用等の燃転、LPG車普及、熱電供給のベストミックス、太陽熱利用等を強力に推進し、産業の発展を期待する」と述べた。