LPG輸入元売りの在庫評価方式後入先出し組減少、移動平均増加為替リスク減少ヘ各社真剣な取組みみせる

摘要

営業努力を地道に積み上げて営業収支をやっと改善しても、為替相場の振れ方によっては棚卸資産の在庫評価で莫大な"評価損"を出し赤字に転落－ということもあり得るだけに、LPG輸入元売りにとっては在庫評価法は決算対策上において極めて重要な意味をもつわけだが、最近の4～5年間の動きをみると、各企業間では為替リスクを少しでも減らそうと、在庫評価法の"変更"に踏み切るケースが目立っているようである。