今後の資源エネルギー政策の基本的方向について「エネルギー基本計画」見直しの骨子（案）

摘要

石油の国内需要は減少するものの、石油は依然として基幹エネルギーであり、その安定供給が求められる。このため、精製部門の競争力強化や全国の需要家への供給網の維持·強化が必須。構造的な需要減退に対応しつつ、石油の安定供給の確保を図るには、その責務を負う我が国石油産業が、新規分野にも取り組みつつ、重質油分解の向上等による石油の有効利用の推進に加え、精製·流通部門の規模の適正化と収益向上を図る等、抜本的な構造調整を推進していく必要あり。