早期胃癌研究会2006年最優秀症例賞は社会保険中央総合病院消化器科が受賞

摘要

早期胃癌研究会では，毎月原則として5例の症例が提示され，臨床所見，病理所見ともに毎回詳細な症例検討が行われている．2003年より，年間に提示された症例の中から最も優れた症例に最優秀症例賞が贈られている．4回目の表彰となる早期胃癌研究会2006年最優秀症例賞は，社会保険中央総合病院消化器科·斉藤聡氏，近藤健司氏の発表した「NSAIDs大腸潰瘍の1例」（2006年5月度·第45回「胃と腸」大会症例）（司会によるまとめは「胃と腸」41巻11号1575頁に掲載）に贈られた．2007年3月14日（水），笹川記念会館国際会議場で行われた早期胃痛研究会の席上で，その表彰式が行われた．