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日本眼科学会総会 特別講演Ⅰ 新しい疾患概念の確立一先天停止性夜盲の完全型と不全型一

机译:日本眼科学会大会特别报告I新疾病概念的确立先天性盲人夜盲的类型齐全和不足

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摘要

著者が分類した先天停止性夜盲の完全型と不全型は異なった疾患であリ,不全型は過去に報告のない新しい疾患であることを証明するため永年にわたって行ってきた研究を総括する.眼底に異常をみない先天停止性夜盲で網膜電図(ERG)のb波に選択的減弱がみられ,いわゆるnegativeERGを示す疾患は以前はSchubert-Bornschein型として一括されていた.我々はそれを杵体系機能の有無によリ便宜上,完全型と不全型とに分類したが,この他にこの両者にはERG律動様小波や錐体系ERGに明確で普遍的な差がみられ,同一疾患のphenotypeの変化ではなく,異なった疾患の集合であるとの仮説を立てた.この仮説は近年分子遺伝学的に証明された.すなわち,Ⅹ染色体劣性遺伝の完全型はnyctalopin (NYX)に,不全型は網膜特異性のカルシウムチャンネルalpha_1-subunitに繋がるCACNAIF遺伝子に変異が同定され,これによリ両者は異なった疾患であることが証明された.不全型はこの部に遺伝子変異を認めた最初の疾患として眼科学に登場した.我々が過去に正確に分類できた先天停止性夜盲症例は90例であリ,完全型49例,不全型41例であった.15例の不全型に遺伝子検索がなされ,すべての症例にCACNAIF遺伝子に変異が同定された.一方,この15例に含まれていないnegative ERGを示す明らかに進行性の同胞にCACNAIF遺伝子の変異がみられた.この事実はCACNAIF遺伝子変異は不全型のみならず,進行性の網膜疾患の原因ともなリ得ることが判明した.11例の完全型に遺伝子検索がなされ, 6例にNYX変異がみられ,他の5例にはNYXにもCACNAIFにも変異は同定されず,常染色体劣性の完全型と思われる.我々が判定した診断と遺伝子変異との比較から判明したことは,正確なERG評価により両者は確実に鑑別できることである.その他の臨床所見を総括すると,平均視力は完全型,不全型ともに中等度減弱した症例が多く,屈折異常は完全型では強度,中等度近視が多く,不全型では近視から遠視に至るまで隈なく分布していた.病態生理を臨床例と動物眼を用いて検討したところ,完全型は視細胞からON型双極細胞に繋がるON経路の機能消失が杵体系,錐体系ともにみられる,いわゆるOFF網膜であることが判明した.一方,不全型はON, OFF経路をすべて含む双極細胞あるいはそこへのシナッブスの不完全な機能異常であることが判明した.さらに,黄斑部局所ERGを用いた研究によリ,完全型も不全型も網膜全体の機能障害に対して,黄斑部が比較的選択的に機能障害から回避されていることが判明した.不全型の患者はほとんど夜盲を訴えずERG検査が施行されず,そのため他疾患として不全型が見落とされることが多い.しかし,それほど類度の低い疾患ではなく,臨床の場で本症も意識する必要がある.不全型は小口病に次いで日本人が同定し,その遺伝子変異まで同定された遺伝性網膜疾患であリ,まだ病態生理学的に未知の部分が多く,今後の研究が待たれる.完全型,不全型という呼称は同一疾患の機能分類を想像させ,これに代わって各々CSNB1, CSNB2と呼ぶ提案が国際的になされている.
机译:作者对先天性猝死夜盲的完整和不完整形式的分类是另一种疾病,该不完整形式总结了多年来进行的研究,以证明它是过去尚未报道的新疾病。先天性逮捕性夜盲,眼底无异常,视网膜电图(ERG)的b波选择性衰减,即所谓的ERG阴性,以前被归类为Schubert-Bornschein型。为了方便起见,我们根据打孔系统功能的有无将其分为完全类型和不完全类型,但除此之外,ERG节奏小波和圆锥系统ERG还有明显的普遍差异。 ,我假设这不是同一疾病表型的改变,而是一系列不同疾病的改变。该假说最近在分子上得到了证明。也就是说,将X染色体隐性遗传的完整类型鉴定为nyctalopin(NYX),将缺陷类型鉴定为与视网膜特异性钙通道alpha_1-亚基相关的CACNAIF基因突变,从而导致不同的疾病。被证明。在眼科领域,不完全型是第一个在该区域发现基因突变的疾病。过去,我们能够准确地将90例先天性夜盲患者,49例完全型患者和41例不完全型患者进行分类。对15种缺陷类型进行了基因搜索,并在所有情况下均确定了CACNAIF基因的突变。另一方面,在这15例病例中未发现的明显进行性同胞中发现了CACNAIF基因突变,显示阴性ERG。这一事实表明,CACNAIF基因突变不仅可能是不完全类型的原因,而且可能是进行性视网膜疾病的原因。对11例完整类型进行基因搜索,在6例中发现NYX突变,在其他5例中未在NYX或CACNAIF中发现突变,表明该完整类型为常染色体隐性遗传。通过比较我们判断出的诊断结果和基因突变,我们发现准确的ERG评估可以可靠地区分两者。总结其他临床发现,在很多情况下,完全和不完全类型的平均视力都会有中等程度的减弱,而在完全类型中,有很多严重和中度近视的情况。它已分发。当使用临床病例和动物眼睛检查病理生理时,发现完整的类型是所谓的OFF视网膜,其中在穿孔系统和锥体系统中都观察到将感光细胞连接到ON型双极细胞的ON通路的功能丧失。做到了。另一方面,发现缺陷型是包含所有ON和OFF途径的双极细胞或与双极细胞的协同作用的不完全功能障碍。此外,一项在黄斑中使用局部ERG的研究表明,相对于完全型和不完全型的整个视网膜功能障碍,都相对有选择地避免了黄斑。功能不全的患者很少抱怨夜盲症并且没有进行ERG测试,因此功能不全常常被视为另一种疾病。但是,它不是一种较不常见的疾病,因此有必要在临床上注意这种疾病。不完全型是日本人继小口氏病之后发现的遗传性视网膜疾病,甚至鉴定出其遗传突变,其病理生理学仍有许多未知部分,尚待进一步研究。完整类型和不完整类型的名称使我们想像同一疾病的功能分类,取而代之的是,国际上分别提出了名为CSNB1和CSNB2的提案。

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