『金匿要略』平成新釈婦人雑病脈証井治第二十二

摘要

間ひて日く,婦人の病,飲食故の如くにして,煩熟臥すしかかへきそくなんることを得ず,而して反って倍息する者は何ぞや？ 師日でき兄いく,此を転胞と名づく,溺するを得ざるなり,胞系了戻すゆヘヤまひただすなはいるを以て,故に此の病を致す,但,小便を利せば則ち愈ゆ,よろ腎気丸之を主るに宜し,森立之は本例は「天地否之形」だという。