流動層造粒·乾燥工程へのNIRの応用Ⅰ 水分量·粒子径モニタリング検討

摘要

NIR（Near Infrared Spectroscopy）は、迅速かつ非破壊·非接触測定、及びサンプル前処理が不要との特徴を有する分光法であり、近年PAT（Process Analytical Technology）の提唱とともに、工程内のモニタリングによる品質改善への分析·工程管理ツールとしての期待が高まっている。 流動層造粒では、製造プロセスの中でも特に造粒·乾燥工程がその最終製品の物性を大きく左右する重要な工程とされている。 このため、目的とする品質を得るには、造粒·乾燥工程における造粒度の管理が必要となっている。