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静磁結合した磁気渦の挙動-カイラリティーの影響

机译:静态耦合磁涡流的行为-手性效应

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摘要

近年、磁気渦構造をもった強磁性ナノ磁気ディスクに関する研究が盛んであり、この磁気渦を利用した次世代高密度記録媒体などへの応用が期待されている。したがって、磁気渦の物理的特性の制御や複数のナノディスク間の相互作用を考慮に入れた研究が重要である。 本研究では、カイラリティー(後述参照)制御した二つの静磁的に結合したディスクにおける磁気渦の挙動について数値計算及び実験により詳しく調べた。 磁気渦構造は、系の交換エネルギーと静磁エネルギーの競合により得られる安定した磁化状態であり、ディスクの半径と厚さを適切に決めれば容易に実現することが出来る。 渦中心では交換エネルギーの急激な増大を防ぐために「吹き出し磁化」と呼ばれる磁化の垂直成分が存在する。 また、面内の磁化は磁気渦中心に対して、右回りか左回りかであり、この自由度は「カイラリティー」と呼ばれている。 面内磁場の掃引によって、磁気渦がディスクから消滅、生成し、磁気渦特有の磁化曲線を描くが、この磁気渦中心は磁場に対して垂直に移動し、その方向はカイラリティーに依存するのが特徴である。磁気渦中心がディスクの中心からずれると、円盤側面に磁荷が現れ、磁場が漏れ出すことが知られている。二つのナノディスクを十分に近づけた状態で外部磁場を与え磁気渦中心を移動させると、その漏れ磁場によって、互いに隣接するディスクの磁化が静磁的に相互作用し、その影響が磁化曲線に現れると考えられる。 二つのナノディスクのカイラリティーの組み合わせは、互いに同回りと逆回りの二通りがあり、それぞれ外部磁場に対する応答が異なるため、これらの磁化曲線を測定することにより静磁的相互作用の影響を詳しく見ることができる。 しかしながら、このカイラリティーは通常の円形のディスクにおいては制御困難である。 そこで、本研究では、カイラリティーを制御するため、円形ではなく端を切り落としたナノディスクを用いた。
机译:近年来,对具有磁涡旋结构的铁磁纳米磁盘的研究已经活跃,并且期望将其应用于使用该磁涡旋的下一代高密度记录介质。因此,研究磁涡流的物理特性以及多个纳米盘之间的相互作用的控制非常重要。在这项研究中,通过数值计算和实验详细研究了由手性控制的两个静态耦合圆盘中磁涡的行为(见下文)。磁涡旋结构是通过系统的交换能与静电静能之间的竞争而获得的稳定的磁化状态,并且可以通过适当地确定盘的半径和厚度来容易地实现。在涡旋的中心,有一个垂直的磁化分量,称为“井喷磁化”,以防止交换能量快速增加。相对于磁涡旋中心,平面内磁化是顺时针方向或逆时针方向,该自由度称为“手性”。通过扫描面内磁场,磁涡流消失并从磁盘上产生,并绘制出磁涡流特有的磁化曲线,但是该磁涡流的中心垂直于磁场移动,其方向取决于手性。是一个功能。已知当磁涡旋的中心偏离盘的中心时,在盘的侧面上会出现磁负载,并且磁场会泄漏出去。当在两个纳米磁盘彼此足够靠近的同时施加外部磁场以移动磁涡旋的中心时,泄漏磁场会导致相邻磁盘的磁化静态相互作用,并且该影响会出现在磁化曲线上。可以想象的是。两个纳米盘的手性有两种组合,一种在同一方向上,另一种在相反方向上,每种对外部磁场的响应都不同,因此,通过测量这些磁化曲线,可以详细解释静电相互作用的影响。你可以看到。但是,这种手性很难在普通圆盘上控制。因此,在这项研究中,为了控制手性,我们使用了具有截止边缘而不是圆形边缘的纳米磁盘。

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