02年世界PV市塲520MW、33%増--シャープ123MWで首位堅持、3位京セテ

摘要

国際的な太陽光発電関連の調査機関である「PVニュース」はこのはど、02年における世界の太陽光発電用セル·モジュールの生産実績をまとめた。 それによると米国、日本、欧州、その他の世界の02年における総生産量は一部推定を含め520.15MWとなり、初めて500MWの大台を突破した。 前年の390.50MWに比べ33.2％の大幅増加。 太陽光発電需要は地球環境に優しい自然エネルギー利用の一環として、3大需要地の米国、日本、欧州において各国政府の手厚い保護政策もあって大きく伸びているが、02年においても3割を超す高成長を記録した。 （なお、PVニュースのデータは速報値。 近く修正統計を公表予定）因みにここ5年の世界のセル·モジュールの生産量は98年154.90MW（前年比23.1％増）、99年201.30MW（同30.0％増）、00年287.65MW（同42.3％増）、01年390.50MW（同35.8％増）、02年520.15MW（同33.2％増）と目覚ましい伸び。 即ち、世界のPV用ャル·モジュールの世界市場はこの5年間に3.36倍に拡大した。