加工8.9%減、施工4.1%減と低迷--高成長の住宅改装屋根を軒並み強化

摘要

（社）日本金属屋根協会がこのほどまとめた01年における金属屋根·外壁材の加工量は29万7,225トンで、前年比8.9％減となった。 工場、倉庫など大型建物のウェイトが高い波板が前年比21.3％減、瓦棒が12.4％減と大きく落ち込んだはか、住宅向けが主力の金属成形瓦も12.6％減と低迷した。 そのなかで唯一外壁向けは増加。 また、施工量は994万9,038m~2出で年間1,000万m~2の大台を割り込み、前年比では4.1％の減少となった。 このデータは同協会加盟の大手会員70社を対象に同協会が定例調査しているもので、国内の金属屋根、スチール屋根の全需要を補足はしていないものの、ある程度傾向は掌握できる。