2006年におけるステンレス鋼屑の港別輸入

摘要

財務省の輸入統計によると2006年（暦年）と12月におけるステンレス鋼屑の揚げ地別輸入状況は別表の通りである。 06年の総輸入量は138，082トンで、前年（05年108，074トン）に較べ27.7％の増加となった。 大きく減少した05年からは回復したが、04年（151，513トン）、03年（165，209トン）と較べるとまだ低い水準である。国内のステンレス生産が下期から増産に転じたこと、LMEのニッケル価格が高騰したことなどもあり、輸入量は増大した。 ちなみに、06年の平均輸入単価はトン当たり261，383円で、05年の193，405円、04年の144，685円を大きく上回っている。