05年度粗鋼生産、過去5番目の高水準

摘要

日本鉄鋼連盟は17日、2005年度の鉄鋼生産概況をまとめた。 これによれば、05年度の鉄鋼生産をみると、銑鉄は2002年度以来4年連続増加したものの、粗鋼、熱間圧延鋼材（普通鋼、特殊鋼の合計）は前年度比減少となった。 粗鋼は前年度をわずかに下回ったものの過去5番目の高水準となった。銑鉄生産は8,293.7万トンと2004年度の8,289.4万トンを4.3万トン、0.2％上回った。 粗鋼生産は1億1,270.6万トンと、2004年度の1億1,289.7万トンを19.1万トン、0.2％下回ったが、2000年度以降6年連続して1億トン台に乗せるとともに、過去5番目の高水準となった。