中国、ホットなどの輸出増値税還付を廃止

摘要

関係筋が得た情報によれば、中国政府は4月15日付けから鋼材の輸出還付率を調整することを発表した。 具体的にはホットコイル、中厚板、狭幅の冷延·ブリキ·電気亜鉛メッキ鋼板（EG）·溶融亜鉛メッキ鋼板（GI）、及び線材、棒鋼、形鋼、ワイヤーなどは増値税還付を廃止する。これらの品目はこれまで8％の還付率だったが、今後は17％の増値税が賦課されることになる。 また、従来11％若しくは8％の還付率だった冷延コイル、冷延鋼板、ブリキ、広幅のEG，同GI、ステンレス、電磁鋼板、特殊鋼は5％に引き下げられる。 このほか、中国の関税番号第72章（72で始まるHSコードを持つ製品、主に鋼板）の特殊鋼、ステンレス板、冷延製品のうち76個の関税番号に関して増値税輸出還付率を5％に引き下げ、83個の関税番号権づ煩て輸出還撫を廃通じている。なお、スラブ、ビレットなどの半製品（HSコード7207）は05年4月にすでに増値税還付が廃止されている。