蛍光式溶存酸素計の長期連続運転の評価ばっ気槽での溶存酸素測定における有効性の評価

摘要

下水処理プロセスにおいて好気槽における送気電力はエネルギーコストの約4割を占める為、ばっ気量の最適制御は非常に重要である。また従来の隔膜式溶存酸素計は、隔膜の清掃、交換、校正等を頻繁に行う必要がありメンテナンスコストの増加要因となっている。今回、効率運転、メンテナンス費用の削減の両立を目指しs::Can社が開発した蛍光式溶存酸素計（以下、oxi::lyser）を下水処理場のばっ気槽に設置しフィールドにおける評価を行った。